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団体紹介

 【はじめに】

 
 「みんなで集まってホッとしようよ!」と2001(平成13)年5月に「ほっとピア牛久の会」として発足した精神障がい者の家族会です。
 
2007(平成19)年度より、「ほっとピア工房」が社会福祉法人「ゆっこら」の運営にかわりましたが、家族会と名称が同じで牛久市が混同するとのことから、2009(平成21)年4月、家族会の名称を「牛久精神保健福祉会 ぬくもりの会」に変更しました。
 
◆ 家族会からあなたへの大切なメッセージ ◆
 
1.誰にも言えないあなたの胸の内をまず話してみてください。
 
  みんな同じ体験を持っています。 どう思われるかなんて気にしなくていいのです。
 
2.仲間の話に耳を傾けてください。 自分だけでは無いことに気づくでしょう。
 
3.病気についての正しい知識を学び、
 
  いま本人がどんな状態で苦しんでいるのかを理解しましょう。
 
4.薬の知識や副作用、家庭での対応の仕方を学び、
 
  本人をどう支えていけばいいかを知りましょう。
 
5.障がい者を支援する社会福祉施設を見学したり、
 
  利用できる施設や機関が地域にあるかどうかを調べましょう。
 
  福祉制度について学び、どのように利用できるか知りましょう。
 
6.自分を責めることはやめましょう。
 
  強い自責の念は、本人の姿をありのまま受け止めるのを妨げます。
 
  本人の回復と再発防止のためにも良くありません。
 
7.困ったときはいつでも連絡し合いましょう。
 
  私たちはいろいろな人に支えられて生きています。家族だけで抱え込むのはやめましょう。
 
8.あなた自身の生活と健康を大切にしましょう。
 
  あなたがゆったりとした気持ちで余暇を楽しみ、健康で過ごすことが何よりも大切です。
 
9.家族会で担いきれない問題は社会の仕組みで援助してもらえるよう運動していきましょう。
 
= 心の病は誰でもかかる病気です =
 
 もし、あなたの身近に次のような症状の方がおられましたら、是非一度ご相談ください。
 
◆ 何をするにもおっくうで、働く(学校へ行く)意欲がわかない。
 
◆ 自分の部屋に閉じこもって家族と口をきかず、昼夜逆転の生活をしている。
 
◆ 誰かが自分の悪口を言ったり、「殺すぞ」と脅かしたりする声が聞こえる。
 
◆ 誰かにねらわれている、見張られているなどと思いこみ、幾ら説得しても聞き入れない。
 
・・・・・・ などなど。
 
= 家族会はきっとあなたのお役に立ちます。=

 
 
活動紹介
 活動紹介 ・毎月の定例会で、お互いの体験を話し合うとともに、病気や福祉制度等の学習会を開くなど、励まし合って、みんなで元気を分け合っています。
 
◆ 講演会へ出掛けて勉強したり、関連施設を見学したり、他の障がい者団体とも協力して、精神障がい者に対する理解と支援を求めて、国や県や市及び地域に働きかけています。
 
◆ 時には、親睦会のほか、スポーツその他のレクリエーション活動を行い、みんなで活力を養っています。
 
【牛久市への働きかけ】
 
 平成26年度は、「精神障がい者の地域活動支援センターを牛久市内に複数設置」の請願署名を多くの方々の協力で議会に提出し、平成26年12月に請願が通りました。今後の福祉部の対応に期待しています。
 
<意見の要旨>
 
 平成26年3月現在、自立支援医療患者数(精神科受診患者)が1010人となり、人口の1%を超えました。 現在市内にある地域活動支援センターは身体障がい者のみで、精神障がい者は市外(いなしきハートフルセンター)を利用することになっていますが、牛久市から16キロも離れており利用者はほとんどいません。 牛久市に30分以内で通える精神障がい者の地域活動支援センターを複数設置してください。
 
<牛久市の考え方>
 
 精神障がい者の居場所確保について、今後どのような展開ができるか、市内の障がい福祉事業所と協議を進めてまいります。事業所の協力を得つつ、地域活動支援センターまたはセンター以外であっても、居場所づくりとして可能な事業から取り組んでいきたいと思います。
 
 また、牛久市へ平成26年12月24日に提出した下記4項目の要望書について、平成28年3月7日に牛久市より回答がありました。
 
<要望書の項目>
 
1.マル福(医療福祉費支給制度)を精神保健福祉手帳の2級及び3級まで実施を。
 
2.学生・学校職員、及び保護者を含めた地域への精神疾患に関する啓発について。
 
3.牛久市地域活動支援センターのさらなる発展を目指して。
 
4.精神障害にも対応した地域包括ケアシステム構築のため「協議の場」を設けてください。
 
【茨城県への働きかけ】
 
 平成27年5月15日に、茨城県保険福祉部障害福祉課からの「精神障害者の保険福祉充実に関する陳情書について(回答)」について検討し、茨城県保険福祉部障害福祉課と関係部署との意見交換会を行いました。
 
<内容(大項目の抜粋)>
 
1.精神科一般救急の24時間・365日受入れ可能体制の拡充について
 
2.医療福祉費支給制度(マル福)の適用拡大について
 
3.精神系病院と身体系病院の連係強化について
 
4.訪問看護ステーションの増強について
 
5.学生・学校職員及び保護者へ精神障害(者)に関する啓発について
 
6.障害者向けグループホームの新規開設について
 
【国への働きかけ】
 
  みんなねっと(公益社団法人:全国精神保健福祉会連合会)より、精神障害者の交通運賃割引に関する請願書を、平成28年2月まで100万筆の著名を目標に取り組んできました。
 
平成27年に実施した全国家族会 アンケート調査(対象は本人及び家族 、集約数4,818)によって、交通運賃割引制度から除外されてきた本人・家族の経済的・精神的な負担の実態が明らかになりました。
 
身体・知的障害者と同等に扱ってほしいという本人・家族の切実な願いにご理解・ご協力を頂きました。
 
ご協力いただいた署名用紙は、長い間、差別と偏見に苦しんできた本人・家族の切実な思いを込めて国会議員の皆さんに手渡し、募金は、国会請願行動や交通運輸会社等への要請行動など中央・地方における諸行動に有効に活用させていただきます。
 
<請願>
 
[日時] 平成28年5月13日(金)10:00〜
 
[場所] 参議院会館101会議室
 
[主催] 公益社団法人 全国精神保健福祉会連合会
 
  「精神障害者の交通運賃に関する国会請願」を5・13要請行動で私たちの声を届けよう!
 
   〜障害者権利条約と交通運賃割引制度格差是正も視野に〜
 
 精神障害者の交通運賃割引制度の実現を国会請願というかたちで訴える署名活動は、全国で約56万筆の賛同者と130名(4/10現在)を越える国会議員の紹介を得ることができました。
 
交通運賃割引制度などにみられる障害者間格差ともいえる、
 
 ・精神障がい者を障がい者福祉サービスの対象から除外することは、法制度の理念や目的に反していること。
 
 ・精神障害があっても人として平等に社会の中で暮らしていきたいという思い。 を届けます。
 
この請願書の提出のみで運賃割引が開始されるわけではありませんが、政府のいう一億総活躍社会であれば、精神障がい者も活躍できる社会であると思います。当事者の声を正しく理解をし、精神の障害に対する差別について知らせ、「障害の有無で分け隔てしない社会の実現」を引き続き訴えていきます。
 
 連合会の役員の皆様、ご家族やご本人を含めてこの要請行動にご参加いただき、国会議員の方々に、現状を正しく把握していただくことが大切だと考えます。
 






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